気軽にやっていいもの?美容整形の実情調査してみました

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~目次~
1.美容整形をするには
2.美容整形の価格帯
3.美容整形のトラブル
4.美容整形後の生活
5.美容整形で後悔しないために

全ての女性の永遠のテーマ…それは【美】
女として生まれたからには美しくなりたい…そう思う女性は多くいると思います。
近年、日本も「プチ整形」という言葉ができるくらい美容整形に寛容になってきています。
しかし、本当に美容整形は気軽にやっていいもの、できるものなのでしょうか。
今回は、現代の日本の【美容整形事情】についてお伝えいたします。
美容整形を考えている方、参考になさってください。

これが美容整形の現実…!知っておきたいその実情

1.美容整形をするには

皆さんが美容整形と聞くと、まず思い付くのが美容整形外科やクリニックだと思います。
現在日本には、診療科目に美容外科があるクリニックが1000件以上あります。これだけでも多くの人が美容整形に関心があると伺えますが、実際にはどのようにして美容整形を行うのでしょうか。多くの場合は

①クリニック選び、カウンセリング予約
②医師とのカウンセリング
③注意事項、見積りの説明
④手術日の決定、予約金の支払い
⑤手術
⑥精算

このような順序で進んでいきます。クリニックによっては予約の時点で担当医師が決まってしまうところもあるので、注意して予約する必要がありそうです。
来院したら医師とのカウンセリングで自分の希望を聞いてもらい、それを元に手術の見積書が作成されます。見積りやカウンセリング内容に不満がなければ手術日を決定し、予約金(手術代の30%程度)を支払います。その場で決められなければ、見積書を持ち帰って考える余裕をくれるクリニックが多いです。
そして運命の手術日!
手術当日に最終確認をして、いざ執刀です。こうして患者さんは新たな自分に生まれ変わるんですね。手術後精算をして、ひとまず美容整形は完了。アフターケアへと進んでいきます。
意外にも、思っていたよりアッサリした進行です。日帰り手術だと気軽にできちゃいそうですよね。問題は、お金です。

2.美容整形の価格帯

美容整形はほとんどが保険適用外の手術になります。自由診療なので、各クリニックがそれぞれ価格を決めてOKなのです。こう聞くと「ぼられてないかな?」と心配になりますよね。
美容整形にかかるおおよその予算の平均は

二重まぶたの埋没法…1~20万円程度
切開による二重まぶた形成…25~30万円程度
目頭切開…20~25万円程度
ヒアルロン酸注入…1~15万円程度
ボトックス…3~5万円程度
切らないリフトアップ…25~60万円程度
脂肪吸引…20~100万円程度
脂肪溶解注射…1万5000円程度(1本)
豊胸…50~100万円程度
(※引用 FineDoctorBeauty http://fdbeauty.jp/sp/original297.html )

とされています。
幅が広いですが、あまりにも高額な場合はきちんと説明を求める必要があります。
逆に、あまりに安すぎても疑いましょう。手術費自体を少額に設定し、アフターケアで高額な料金を請求されたというケースもあります。どこまでがサービスに含まれているのかはハッキリさせておきましょう。

3.美容整形のトラブル

雑誌やテレビでよく取り上げられるトラブルが、施術の失敗や料金について。
できるならば遭遇したくないですよね。
国民生活センターには、毎年2000件前後の美容医療サービスについての相談があります。
その一例を紹介すると…

●1週間前、インターネットで見つけた美容皮膚科に出向いてスキンケア4回コースを割引価格で契約し、1度施術した。光をあてるだけの施術で、効果が感じられずやめたいが、精算金が定価で計算され不満だ。

●エステ店に紹介されたクリニックで、レーザー脱毛を約120万円で契約をした。その後追加の契約をしたが、予約が取れず1度も施術を受けないまま閉院した。返金してほしい。

●美容クリニックで、「腫れない手術」と説明されて二重瞼の埋没手術を受けたが、目が腫れて仕事に行けない。納得できず返金を求めたい。

●昨年皮膚科で、ケミカルピーリングの施術を受けた後、顎の下が腫れてしわが寄った。これまで複数の医院で治療しているが治らない。賠償を求めたい。
(※引用 国民生活センター http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/biyo.html )

美容整形は身体に関すること、またやり直しも難しいので賠償問題になりがちです。トラブルにならないように【しつこいくらい質問すること】が大切だそうです。自分が納得いくまで手術はせず、少しでも気になることは解決しておくようにしましょう。

4.美容整形後の生活

美容整形は身体に負担をかけることが多いので、ほとんどの場合アフターケアやダウンタイムを必要とします。
アフターケアとは、クリニックや患者自身が行う術後のケアのこと。主に抜糸や傷口の消毒がこれにあたります。
ダウンタイムとは、術後から元の生活に戻れるまでの期間のことを言います。患部の青み、赤み、腫れなどが治るまで場合によっては仕事にいけないこともあります。こういったところまできちんと説明がされるクリニックは、口コミサイトでも人気があるようです。
このダウンタイムを極力減らす施術がいわゆる「プチ整形」です。傷口を作らない「切らない」施術で、術後すぐに元の生活に戻ることができます。その手軽さから近年人気のある美容整形と言えます。しかし、簡単にできるせいか効果を実感できない、持続できないものもあります。医師の説明を聞いて納得した上で手術をしましょう。

5.美容整形で後悔しないために

まさに「生まれ変わる」と言っても過言ではない美容整形。思い通りの自分になれる一方で、後悔してしまう場合もあります。
後悔の理由は主に…

●イメージと違った/身体に不調があった
●周囲の反応が冷たくなった
●自分に罪悪感が生まれた
●結婚に支障がでた
●子どもと顔が似ない

などが聞かれます。施術前に覚悟はしていても、実際に目の当たりにすると辛いものがあるようです。
美容整形で後悔しないためには

●なぜ美容整形を受けたいのか明確な答えを出す
●クリニック選びは時間をかけて慎重にする
●失敗のリスクを頭に入れておく
●周囲に振り回されない意思をもつ
●新しい自分に自信をもつ

この5つが不可欠です。
もし、少しでも「後悔しちゃうかも…」と思うのなら、まだ今は美容整形をする時ではないのかもしれません。「それでも私は美容整形がしたい」と思えるのなら、悩みを解消するために一歩踏み出す時かもしれません。

さいごに

美容整形は賛否両論わかれやすい施術です。コンプレックスを解消でき、明るく前向きになれる素晴らしい施術である一方で、そのリスクを考えておかないと万が一の時に後悔しかねません。簡単な「プチ整形」であっても気軽にやるものではないでしょう。
自分の人生を選べるのは自分だけ。よく考えて後悔しないようにしてくださいね。

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