着る、買う、オシャレする♪着物の良いとこご紹介♪

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~目次~
1,着物の歴史文化
2,自分で着物を着るには?
3,着物を安く買うには?
4,着物に合う髪型

「着物」
それは、昔ながらの日本人の民族衣装。
洋服が主流になった今となっては、イベント時にしか着ないもの。

そのように考えている人もいるでしょう。
だけど、そんなの寂しくないですか!?
筆者は私服でも着物を愛用するいわゆる着物女子なのですが、着物には洋服とは違った良さがあるんですよ!
今回は、着物の歴史から着物に似合う髪型まで、とにかく着物の良いところについてご紹介させていただきます!
目覚めよ、大和撫子!

1,着物の歴史文化

まずは着物の基本をレクチャーします。あなたの知らないトリビアもあるかも?歴史を語られると眠くなっちゃう、て方は軽くスクロールしちゃってください。(読んでくれたら嬉しいですけど!)
日本人特有の衣装、着物。いつくらいから着られるようになったのでしょうか?
私たちが「着物」と聞いて思い浮かべるあの姿が定まってきたのが大体鎌倉~室町時代です。平安時代では上流階級の高貴な姫君が十二単などを着ていましたが、あんな高価で動きにくい衣装が一般で着られるわけもなく…。簡素化され、小袖となり庶民に浸透していきました。

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【小袖】

江戸時代後期になり、長いたもとが流行ったことから婚礼用の振り袖が生まれました。昔も今と同じく、ファッションの流行があったんですね。
さらに時代がくだり、明治時代。皆さんご存知のように[明治維新]があったことで日本に洋服が入ってきます。しかし当時の洋服はまだまだ高価で、庶民が買えるものではありませんでした。この頃から[洋服]に対して着物を[和服]と呼ぶようになります。
それから大正時代にセーラー服が女学生の制服に採用され、1942年に政府が婦人標準服として洋服と和服(もんぺ)を制定します。これを期に、物資が少ないこともあり、生地の多い着物が作られる機会がぐっと減っていきました。
こうして着物は[イベントの時に着るもの]という習慣になっていったのです。

2,自分で着物を着るには?

いまの時代、着物を家で着ることはほとんどありませんよね。自分で着付けができるという人も少なくなってきています。
自分で着物を着るには、

⚫着付け教室に通う
⚫着付けができる知り合いに教えてもらう
⚫自力で動画や本で勉強する

このどれか。自分で着物を着るのは根気と体力勝負。最初は着付けに二時間かかるのはザラです。
最近の着付け教室は昔よりもだいぶリーズナブルになってきているようです。昔は「入会すると一式購入させられてウン10万」なんてイメージがありましたが、今は必ずしもそうではないようですね。
ちなみに筆者は着付けができるようになりたくて

⚫着物が制服の仕事に就く

こんな方法で着付けを覚えました。毎日着るので、最終的には20分かからずに着付けられるようになったのでした。
着物を着ると

「アラ、わたしなんだか大人女子かしら?」

と凛とした気持ちになります。友人の結婚式のたびにドレスを新調しなくても、同じものでも【着物を着ている】というだけで「きれい」なんて誉められたりします♪
ただ服を着れるだけなのに「すごい」と言われるので、ちょっとお得な気分です。

3,着物を安く買うには?

最近の着物は可愛いがらが多いですよね!普通の着物だけじゃなく、振り袖や白無垢も多くのバリエーションが出てきています。
しかし、そもそも着物を着ようと道具を揃えていくと、けっこうな金額がかかってきます。どうにか安く手に入れる方法はないのでしょうか?

①とにかく知人をあたれ!

着物の着付けセットを持っている人は、40代以上の女性に多くみられます(結婚の持参品に留袖などが必要だった世代ですね)
用意したはいいけど、結局1回も使ってない人も。いらないようなら、安く譲っていただけるか交渉するのも手です。

②まずは「洗える」着物から

最近の着物には、洗えるものが登場しています。当然生地も通常の着物よりお手頃なものになっているので、安ければ4ケタから手に入ります。着物になれないうちはすぐに汚してしまいがち。そういうことも加味して、洗える着物から買うと失敗しません。

③代用できるものは代用で

着物の着付け用品は、セットで買うと「これいつ使うの?」なんて小物もついています。あってもなくても良い、というものが多いんですよね。例えば和装ブラジャーが必要と言われても、スポーツブラジャーで十分です。腰ひもも2・3本必要ですが、長いひもであれば何でも大丈夫です。
着物ベルト、コーリンベルトもなくても着付けできます。
こうして「本当に必要なもの」だけを選別していけば、着物の購入を安く済ませることができます。

4,着物に合う髪型

着物を着るにあたって楽しみたいのが髪型ですよね。髪どめやかんざしにこだわっていくと、きりのない趣味になってしまいます…(筆者です)
着物用の髪型となると、ロングヘアーの方はアップを想像されると思います。
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こうやって派手に盛るのも可愛いですよね♪
花飾りやかんざしをつけるとより一層華やかです。
といっても、若いうちはこれで良いのですが、歳をとってくるとちょっと無理が出て来ます。そういう場合は
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シニヨンでまとめてしまうとさまになります。このシニヨンにも年齢があって、若い女性は後頭部の上の方、妙齢になってくるごとに後頭部の下の方でまとめます。そうすることで、自然な美しさを演出できます♪
髪を結べないミディアムの方はボブがだんぜんオススメ。
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誰にでも似合う髪型なうえ、和モダンなオシャレに見えます。
ショートカットの方は小物でアピールです。
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髪どめを和風にきめると、一気に素敵に仕上がりがよくなりますよ♪

【さいごに】

着物って、堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、本当に良いですよ♪
姿勢が良くないと着れない服なので、自然と背筋のびて気持ちまでシュッと整います。
着物で街中にでるとすれ違い様に見られてしまいますが、さっそうと歩くと気分が良いのも確かです。

日本人特有の衣装、着物。
ちょっとは興味を持っていただけたでしょうか?
もしよければ、皆さんも気軽に着物にチャレンジしてくださいね!

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