~目次~
1.ヘアケアは食事から
2.髪を守る洗『頭』法
3.お風呂上がりのケア方法
4.就寝時のケア方法
5.おでかけ前のケア方法
乾燥する季節になると気になってくるのが髪のパサつき。
お化粧や洋服がバッチリ決まっていても、髪がバシバシだとそれだけで『ちょっと残念』な印象になってしまいます。シャンプーのCMの女優さんみたいになれたら…。たっぷりツヤツヤ輝く髪は女性の憧れですよね。
今回は、【髪を美しくするオススメのヘアケア法】を伝授します。
1.ヘアケアは食事から
髪はどのように生え、伸びるのでしょうか?髪の主成分はタンパク質です。タンパク質が髪の原料で、実際に髪を作るのに必要なのはヨウ素やビタミンです。
だから、よく「わかめ」や「ひじき」が髪に良いと言われているんですね。
髪を美しくするには、【タンパク質】と【ヨウ素、ビタミン】をきちんと摂ることが大前提です。
●オススメの食材●
◼髪の主成分【タンパク質】
肉、魚、大豆製品、牛乳
◼髪の発育には【ヨウ素】
わかめ、昆布、ひじき等海藻類
◼頭皮の新陳代謝を促進【ビタミンB】
玄米、豚肉、レバー
◼髪のハリツヤに【コラーゲン】
長芋、蓮根、鶏手羽
これらの食材を生活に取り入れて、まずは身体の内側から整えていきましょう。
2.髪を守る洗『頭』法
普段何気なくしているシャンプー。
シャンプーにも、きちんと正しいやり方があるのです。
①熱すぎない、38℃くらいのお湯で髪をしっかり濡らす
②シャンプーで頭皮をよくマッサージしながら洗う
③シャワーではなく手でお湯を優しく流してすすぐ
④トリートメントは、耳から下の毛先部分につけ、③と同じく優しくすすぐ
①を3分、②を2分、③~④で5分が目安です。合計10分…普段よりずいぶん長くないですか?時間をかけて丁寧に、『頭皮』を意識して洗いましょう。
また、トリートメントとリンスがよく混同されていますが、分かりやすくいえばトリートメントは髪の栄養剤、リンスは髪の化粧水です。しっかり髪をケアするなら、
★シャンプー→リンス→トリートメント
この順番に洗いましょう。
ロングヘアで毛先が傷んでいる場合は、
★毛先にトリートメント→シャンプー→リンス→トリートメント
この順番が効果があります。
3.お風呂上がりのケア方法
お風呂からあがると、豪快にタオルでゴシゴシ拭きたくなりますが、コレ、髪には厳禁です。
濡れた髪は拭くのではなく『水気を吸いとる』のが正解。タオルで毛先をはさんで水気を吸いとっていきましょう。
髪の水分は、自然と毛先へ垂れてきます。毛先をタオルではさんでおくと、頭をタオルでグルグル巻きにするより早く水気が飛びます。
ある程度水気を飛ばしたら素早くドライヤーでかわかします。この時も、髪ではなく『頭皮』をかわかすことを意識します。
襟足から上に向かって風をあて、頭の下から上へかわかしていくと頭頂がふんわりと仕上がるそうです。試してみましょう!
4.就寝時のケア方法
さあお風呂も入ったし寝よう、と布団にもぐるあなた。ここでお尋ねしたいのですが、毎日何時頃に就寝しているでしょうか。
人間の成長ホルモンが活発に分泌されるのは、午後10時~午前2時です。これは大人でも変わりありません。髪はこの時間に成長しているのです。
なので夜更かしして起きていると、髪も十分に成長できません。食事もそうですが、生活習慣と髪は大きく関わっているのですね。
他に、髪を美しくするのに有効なケア方法が『ブラッシング』です。
ヘアオイルを塗って寝るのも効果的だと言われていますが、これは人によっては肌荒れの原因になるそう。(寝ている間に髪が顔に張りつくことがあるため)
そんな心配がないのがブラッシングです。
よく乾かした髪を毛先のもつれをほぐしてから、ブラッシングしていきましょう。
根元から毛先へとゆっくりブラシを滑らせると効果的です。また、髪の一部や表面だけではなはく、全体にまんべんなくブラシをかけるのがポイントです。
ナイロン製のブラシは静電気を発生させやすいのでNG。欲を言えば、天然毛が使われている高級ブラシがいいのですが、なければ通常のプラスチックのくしでもOKです。
5.おでかけ前のケア方法
外出すると、四季に関わらず髪は紫外線にあたります。この紫外線が髪には厄介。パサつきの原因になってしまいます。
ここで効果を発揮するのが、先ほど就寝時に使わなかったヘアオイルです。
種類は色々ありますが、UV効果があるアルガンオイルがオススメ。このオイルを塗って、UVカットの防止を被れば髪の傷みをかなり防げます。
また、おでかけ前にはシャワーを浴びる、という方も多いと思いますが、(もうお分かりでしょうが)濡れたままの髪で外出するのは御法度。髪が傷むだけです。
シャワーを浴びてから出掛けるのなら、面倒でもきちんと乾かして、ブラッシングして、オイルを塗って…と手順を守りましょう。
ヘアケアに油断は禁物です。
さいごに
ここまでケアをしてあげれば、髪は必ず応えてくれます。手間の多いヘアケアですが、美しい髪を手に入れられれば、毎日がルンルンになること間違いナシです♪
あなたも、ヘアケアがんばってみませんか?