ぶきっちょさんでも初心者さんでも大丈夫! アイメイクの基本とコツ

アイメイク順番

アイメイクは難しい?

アメリカの心理学者メラビアンによると、人の印象は初めて出会った時に3~5秒で決まり、しかもそのほとんどを「視覚情報」(見た目)から得ているそうです。
2015年5月にフレッシャーズが社会人の男女351人に「第一印象を決める! 一番重要だと思う「顔のパーツ」は?」という調査を行ったところ、なんと「目」と答えた人が91%もいました。
アイメイクだけで色んな顔に“化ける”ことができる、『ものまねメイク』で有名になった「ざわちん」さんが、よい例ですよね。
ということで、メイクの中でも特に目元は重要ですが、アイメイクが苦手な女の子って、意外に多いですよね。
そこで今回は、基本的なアイメイクの手順とコツをご紹介していきます。

意外と知らない? アイメイクの道具と手順

メイクには必ずこの順番でなければいけない、という決まりはないのですが、初心者の方やアイメイクが苦手な方にオススメの基本的なアイメイクの手順をみていきましょう。ちなみに、顔全体のメイクとしては、アイメイクの前に「化粧下地」「ファンデーション」を済ませていることを前提にしています。

① ビューラーを使う。

ビューラーはメイクの早い段階で使用します。アイメイクの最後にしてしまうと、ビューラーのゴム部分で、せっかくのアイラインやアイシャドーが崩れてしまいます。
色々なメーカーからビューラーが販売されているので、自分の目の形や大きさに合ったものを使いましょう。

<手順>

まつ毛の生え際に、ビューラーのカーブをしっかりと合わせます。
このとき顎をあげて引きます(ビューラーではなく必ず顎を動かしてくださいね)。
まつ毛を挟んだ状態で、5秒キープします。根本が終わったら、真ん中~毛先と順番にカールしていきます。真ん中~毛先はホットビューラーを使うか、あるいはビューラーをドライヤーなどで温めて熱の力でカールさせていきましょう。毛先の方をカールするときは、力を入れすぎないように気を付けてくださいね。

② アイシャドーのハイライトカラーでまぶたのくすみを消す

アイホール(上まぶたの部分)に、ベージュやミルクカラーといった明るい目のカラーをまぶたのくすみを消します。大きいチップを使ってもよいですが、指先でなじませるように塗る方が自然な仕上がりになります。

③ アイラインを引く

アイライナーには、ペンシル・リキッド・ジェルなどのタイプがありますが、初心者の方にはペンシルをお勧めします。
ペンシルの中でも芯の柔らかい鉛筆タイプがぼかしやすく使いやすいと思います。
目頭から目尻に向かって線を引きます。線の引き方のポイントは、まつ毛の根本を埋めようとイメージしながら描くことです。一気に線を引く必要はありません。小刻みにアイライナーを動かしながら、丁寧に線を引きましょう。

④ アイシャドーをグラデーション風に塗る

ミディアムカラー(メインに使う色より少し薄く、ハイライトカラーよりは濃い色)のアイシャドーを、目の際からアイホールにかけてぼかします。ブラシを目の際にのせ、横向きに塗ってから、指先で縦に少しなじませると、きれいなグラデーションになります。塗る範囲は、鏡に向かって目をしっかり開けたとき、目の上に少し塗った色が見えるくらいを目安にしましょう。
最後にメインカラー(使いたい色で一番濃い色)を目の際に細いチップでのせます。
目尻から目頭にかけて往復するようになじませます。アイラインを引いた上に重ねるように塗るとよいでしょう。
仕上げに、ハイライトカラーをアイホールの外側(眉山の下の辺り)と下瞼にも軽くのせます。
*アイシャドーのグラデーションの塗り方は色々なパターンがありますが、比較的失敗しにくい順番をご紹介しています。

⑤ 眉を整える

スクリューブラシで、毛の流れを整えます。
アイブロウペンシルで、眉山から眉尻に向かって流すように眉尻の細い部分を描きます。そのあと、眉毛の薄い部分に一本一本、隙間を埋めるようにして毛を描いていきます。
パウダーで眉全体の輪郭をぼかします。
眉マスカラを使う場合は、まず毛の流れに逆らってつけてから、毛の流れに沿って眉毛全体を整えます。そうすると、アイブロウペンシルとパウダーがなじんで、きれいに仕上がります。

⑥ マスカラをつける

そのままマスカラを塗ってもよいですが、まずマスカラ下地をつけておくと、カールの持ちがよくなります。
マスカラを横にして、上まつ毛の付け根から毛先に向けて、左右に動かしながら塗っていきます。下まつ毛はマスカラを縦にして、目尻から目頭にかけて塗ってください。下まつ毛をあまり塗りすぎると、がっつりメイクになるので、ナチュラルにしたい方はボリュームに気を付けましょう。

最後に

最初は難しく感じるかもしれないですし、うまくいかない部分もあるかもしれません。でも、少しずつ慣れていくと、だんだん自分に合ったアイテムや色使いもわかってきます。この機会にぜひチャレンジしてみてください。

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